Nishi 2011年11月04日 09:00
はやいもので、もう11月ですね~。
すっかり"秋"です。
そう。
私にとってはステキな"食欲の秋"☆
"栗ごはん"や"サンマの塩焼き"、
"かぼちゃスイーツ"や"さつまいもスイーツ"etc・・・
美味しいものオンパレード☆
シアワセいっぱいです♪
(*^▽^*)
さてさて、お話は変わりますが・・・・・・
先日、なんとなくつけてたTV番組で
古いお醤油屋さんが紹介されていました。
お醤油が作られる大きな樽が映っているのを見て、
昔 父親が働いていた造り酒屋さんの工場を
見学させてもらったことを思い出しました。
私の実家はすごい田舎なので
春~秋にかけては農業でお米や野菜をつくり、
雪の深い冬には男衆が出稼ぎに行くのが普通でした。
(現在では少なくなったようですが・・・・)
母と結婚した当初から父は 11月~3月の間、
造り酒屋へ出稼ぎに行きはじめたそうです。
(下戸なのに酒造りって・・・ビミョーですね・・・笑)
私も生まれた時からそれが当たり前だったので
深く考えたことがありませんでしたが、
いま考えてみると、1年のうちの5ヶ月間も
父親と離れて暮らしてたなんてビックリですよね。
そんだけ別々に暮らしていたのに、なぜか私は
とんでもなく"ファザコン"に育ってしまいました・・・・
父の企みだったのでしょうか(笑)
世間でいう"思春期"というのも
人並みにはあったような気がしますが、
高校生になっても父と2人で出かけるのが大好きで
いつもくっついて行ってました(^皿^)v
別に世間に自慢できるようなイケメン親父でも、
ダンディでお洒落な"ちょいワル親父"でもありません。
ごくフツーの、ただの"日焼けした農家の親父"でした(笑)
芸能人に例えると・・・・"地井武男さん"。
(愛称:ちぃちぃ)
地井さんにはご迷惑かもしれませんが、
昔から『めっちゃ似てんなぁ~』と思ってました。
いちばん似ている写真がコレです♪
↓↓↓
もちろん、
地井さんみたいにハイカラなおじさんではありません!
いろんな街を『ちい散歩』したりもしません。
作業着姿の農家のおじさんでした。
でも、私は父が大好きでした(*^▽^*)♪
基本的には娘に超×10甘くて、
でも、ダメなことは駄目!という場面では
しっかりと叱ってくれる人でした。
そして、とにかくよく働く人でした。
これといった趣味もなかったせいか、
子供の成長を楽しみに
毎日毎日、働くことしかしてなかったように思います。
農家には日曜も祝日もありません。
なので、週末も関係ないし
遊びに連れて行ってもらうことも殆どありませんでした。
でも私は、働く父の姿が大好きでした。
たぶん、働いているときの父が
いちばん輝いていたからだと思います。
短大の時と就職してからと、
何度か父が出稼ぎに行っていた造り酒屋に
遊びに行かせてもらいました。
そこで、家族と離れている半年間
父がどんな場所でどんな仕事をしているのかを
直接みて知ることができました。
初めてみる酒蔵や大きな樽や・・・・
お酒造りの工程などにも感動しましたが、
3畳程の部屋の両サイドに棚のような2段ベッドが2つあって
その1部屋に4人が寝泊りしていることを知り、
それが私の中で一番の衝撃でした。
こんな、
満足に手足も伸ばして眠ることができないような所で
1年のうちの半分を、しかも30年近くもの長い間
家族と離れて1人で闘っている
"父の覚悟"のようなものを感じたからでした。
『本当に、お父さんはスゴイ。』
もしかしたら それまでで一番強く、
そう感じた瞬間だったかもしれません。
私が社会人になって2年目に
父は病気であっという間に逝ってしまいましたが、
生きている間に父が闘っているところを見ることができて
本当によかったと思っています。
仕事を優先しすぎて身体を労わることを疎かにして
結局 寿命を縮めてしまった父でしたが、
働くことの大切さをしっかりと教えてもらった気がします。
(仕事がデキルかどうかはさておき・・・笑)
私は、お仕事が好きです。
正確にいうと、
"好きな仕事をするのが好き"なのかな(^∀^)
自分のカラダの中に、
しっかりと父の血が流れているなとしみじみ感じます。
贅沢を言えば、
私が社会人として一人前になって
少し親孝行ができるようになるまで、
父にはもう少し元気でいてほしかったですが・・・・
たぶん、ウチの"ちぃちぃ"が空の上で
大好きな私のことをしっかり見ていると思うので(笑)
しかたないから母親孝行でもしようかな?
もうすぐ母のお誕生日ですし・・・・
(^皿^)
お仕事はもちろん、
家族や周囲の人を大切にすることを
大事に考えていた父なので
そういうところもちゃんと引き継いでいきたいです。
そんな感じで、これからも恥じることなく
『私、ファザコンですが何か!?』 と
堂々と胸張っていきたいと思いますので、
こんな私をこれからも温かく見守ってやってください。
(笑)
by Nishi
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